今日見たもの

久しぶりにバスを使って登校しました。
とある停留所で高齢者の方が降りようとしたとき、運転手さんが「ちょっと待って。あの顔写真が載ってるやつもいるんよ」と柔らかく声を掛けました。
(解説すると、我らが大分バスは高齢者用に特別なバスカードがあって、そのカードと顔写真入りの定期券のようなものを一緒に提示すれば安い料金で乗車できるのです。解説のわりにはいいかげんな説明ですみません)
すると、おじいさんが「ああ、そうやったなぁ。すぐ忘れるんよ」と笑いながら言い、カードを提示しました。その後、よく聞き取れなかったのですが運転手の方とおじいさんとは二言、三言話して笑顔で降りて行かれました。
この様子を見ていて、いい運転手さんだなぁ〜と感心しました。直接関係のない自分まで笑顔になってしまいました。
なんだか、バスの運転手は無愛想なヒトが多い気がするのです。たまたま、自分が利用する路線がそうであるだけなのかも知れませんが。高齢者の方が席に座る前に発車してその方が転びそうになる現場を見たことがあるし、自分がバスのドアに挟まれたことがあります。ちゃんと乗客を見ていないよくない運転手の例です。また、今日のようにカードや定期の提示を忘れたり提示する時にもたついたりすると露骨に嫌な顔をする運転手もいます。
バスの運転手は無愛想だ、という先入観があったせいか、今日の出来事はとても印象深かったです。こういう運転手ばかりなら、もっと利用者が増えるのではないでしょうか?運賃を上げたいなんて考える前に、利用者が増えるように努力をして欲しいものです…