睡眠は永眠に近づく…かもしれない。

春休みになってから、13時間くらい寝てるんだよ、と友人に告白したところ「人生損してない?」と言われてしまった。でも、起きれないだからしょうがないよね…寝てるときが一番幸せだし。

昨日は図書館で待ち合わせをするが、待ち人来たらず。暇なので何か読もう、と思って手に取ったのが「少女には向かない職業」著・桜庭一樹。タイトルに惹かれて手に取ったものの一行目からして、「ああ、自分には向かない話だな」と思った。けれどもたまには自分の嫌いな物でも読んでみたほうがいいかもしれないという浅はかな考えで読了。結局、自分の直感に従うのがよいということを学んだ。
作中で主人公が13歳であると言うことが不自然なくらい強調されているように感じた。それは13歳までなら多少の罪は見逃してもらえるという法律を盾にした皮肉なのか、「人間は13歳で死に近付く」という誰が言ったのかは知らない言葉を元にしたものなのか。…どっちにしろ、あまり好きではないからケチをつけたくなっただけ。

気分転換に「少し変わった子あります」著・森博嗣を読む。こちらは面白かった。オチの半分は読めたけど、半分は予想外といった具合。作中の小山教授の孤独に関する考え方に共感する。やっぱり、自分が読みたいと思ったものを読むのが一番よいということだね、と思う。

待ち人は結局現れず、「ごめん」というメールが来たのみ。だから、携帯電話なんてものは嫌いなんだ、と八つ当たり思考に陥りながら夕暮れの道をとぼとぼ歩いて帰宅。なんてことのない1日でした。