本の街

神田の古書祭りで入手したもの。
・キャノン製の電子辞書(展示品 ¥5,000)
…以上。

古書祭りに行って、本の間をふらふらしてきた。
「古書」ってどんなもんだろ、と思いながら下調べもせずに行ってみて、あらゆるジャンルの古本が売られていることに驚いた。
浮世絵とか、画集とか、世界遺産とか、古書でもやっぱりそれなりのお値段がするねぇ。

買うかどうか迷った挙句に見送ったのは、
たつみや章の「裔を継ぐ者」。
この、古代日本を舞台にしたシリーズは好きで、四作とも消化済み。
ハードカバーなので学生時代は購入できずに図書館で読んだのだが、今なら、古書でなら買える…と思いつつ、四部作の最終巻だけ持っててもなぁ、絶対他のも集めたくなって懐を圧迫するんだよ、でも欲しい…と悩む。悩んだが、活字の誘惑に懐の寂しさが勝ってしまった。うーん…。後悔しそうな予感がする。。。


本だけ売ってるのかと思いきや、焼きソバだのフランクフルトだのの出店もあった。
一日中この古書祭り会場で過ごそうと思えば過ごせるわけだな。

個人的に一番印象的だったのは、林檎を丸齧りしながら古書を眺めていた端正な顔立ちの青年の姿でした。
智恵の実を食べながら人類の知識の結晶(…とは言い過ぎか)を眺めている図。
かっこよかったなぁ。
(最終的には古書よりもそれを眺めている人々に興味が移っていました。何しに行ったのやら…)